ジュエリー制作の報告

今日も引き続き「階」の原型づくりに取り組んだ。形とは不思議なもので、ほんのちょっとのラインの違いや、ボリュームの違いでその形の印象が変わってしまう。しかし、ここがジュエリー制作の過程において最も面白いところである。ここにこだわることこそが、その作品の真の芸術性の価値に影響が出るといってもいいのではないか。つまり、作品が力作かそうでないかが浮き彫りになるのは、いかにこの部分で己の力量をだすかということである。