「心に残るプレゼント」について

私には、心に残るものであり、なおかついまだに使っているものがある。それが、フレンチホルンである(プロフィールを見てね!)。これは、当時十二歳のガキンチョだった私に、母が買ってくれた26〜28万円もする高価なものである。この値段でも、当時の管弦楽団の先生を通じてである。渋谷のヤマハに展示されていたあのホルン、カタログに載っていたあのホルン、当時の自分には夢のような出来事だった。今でも、このホルンは大切に使っている。中3〜高3と海外で生活していて、それ以後もホルンを吹かなかった時期は長かったが、1年半前に自分がホルンで見事な旋律を奏でている夢を見たのがきっかけで、またホルンを始めることにした。当時の自分にはもったいないほどの品であったが、いまからコツコツと趣味として末長く吹いていけば元は確実にとれそうである。